るるぐらし

ミニマる、シンプる、みがる、きがる。身軽に暮らす、気楽に暮らす。

たんたんと仕事を進めることが、成果につながる。『ふせんでカンタン! テンミニッツ仕事整理術』

ふせんにToDoを書いていき、時間軸に沿って並べていくことで、今日やるタスクを管理するツール、テンミニッツ。

 

そのテンミニッツが生まれるまでと使い方について書かれているのが、

ふせんでカンタン! テンミニッツ仕事整理術』末永卓著 東洋経済新報社

 

この本の中には、著者の末永さんの仕事に対する考え方が散りばめられているのだけれど、一番印象に残ったのは、“成果を出し続ける=たんたんと仕事を進める”ということ。

 

末永さんが起業して間もない頃、一緒に働いていたパートさんの話を例に、ムラのない仕事が結果的には成果に結びついてるということが書かれている。

 

たんたんと手を動かしている人は、ミスがほとんどない。朝から夕方まで、ずっとコンスタントに仕事をこなしている。

だから、1日を終えて比べてみると、たんたんと仕事を進めている人のほうが、圧倒的に仕上げた製品の質が高く数も多くなる。本人にとっても、たんたんと仕事を進めているほうが、肉体的にも精神的にも疲労が少ない。(94ページ)

 

 ムラがある人は、瞬間だけ見てみるとたくさん仕事をしているように見えるが、急ぎすぎてミスをしたりと、仕事を中断することが出てきてしまう。

たんたんとこなしていける人は、余裕を持って進めていくことができる。

 

この“たんたんと”仕事をしている人に共通していたのは、仕事をはじめる前の準備を怠らないということだったと末永さんは書かれている。

 

仕事にムラができないように、自分のやらなければならないことを見えるようにすること。

ToDoを整理しておくことが、コンスタントに結果を出すことにつながっていく。

 

何か、目標を達成するためには、時間を効率的に使い、地道な作業を積み重ねて行かなければならない。

小さなステップを、たんたんと積み重ねていくこと。

 

やりたいことは頭の中に、たくさんあるつもりだけれど、いざはじめようと思っても、何からやっていいかわからないまま時間が過ぎてしまっていた。

まずは、ふせんにやりたいことを書き出していって目に見えるカタチにし、たんたんと進めていけるように準備をしようと思う。